藤田嗣治の銅版画刊行と、フランク・シャーマンの業績を顕彰するためのプロジェクト。

レオナール・フジタ

はじめて真の世界的画家となった日本人 レオナール・フジタ

18fpujita_bb86年東京に生まれた藤田嗣治は、画家人生の大半をフランスで送り、戦後フランス国籍を取得し、カソリックの洗礼を受けてレオナール・フジタと名乗りました。

八十年を超える長い人生のなかで、世界中を旅してさまざまな異文化からの刺激によって、ひとつの型におさまらない豊かな画風を創りだしました。

明治以降、多くの日本人画家が欧米に留学しました。しかし、油彩画の本場ヨーロッパで、同時代の画家に抜きん出て高い評価を得て、コレクターが競って作品を買い求めた画家は、フジタが初めてでした。

20世紀前半のパリ画壇を風靡したエコール・ド・パリにおいて、フジタの名は、いまでもユトリロ、シャガール、モディリアニらと同列に語られています。

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